kaoru kopi では3つの精製プロセス、5種類のコーヒー豆を販売しています。
全てインドネシア・ジャワ島産のアラビカ豆100%のコーヒー豆です。
全て単一契約農園から直接空輸する、シングルオリジンコーヒーです。
5種類のコーヒーは、同じ農園で収穫されるコーヒー果実から作られますが、コーヒー生豆の製造方法や豆の形状により風味が異なります。

[kaoru kopi のコーヒーの種類]



コーヒー果実からコーヒー生豆ができるまでの製造方法のことです。
多くの精製方法がありますが、当店では3種類の精製プロセス(作られ方)で作られたコーヒー豆を販売しています。

[kaoru kopi のコーヒー豆の精製プロセス]

大まかな説明ですが、どの精製プロセスでも、最終段階では乾燥させたコーヒーの種子から殻を取除いた種子の中身が生豆となりますが、乾燥させるまでの過程が大きく異なっていることがおわかりいただけると思います。
コーヒーの風味の違いは、精製プロセスだけではなく、コーヒーの木の種類や環境(土壌や気候、栽培方法など)の違いも大きな要因です。
しかし、当店のコーヒーは全て同じ農園で同じ種類の木から収穫されるコーヒー果実から作られるため、コーヒー果実から生豆が作られる過程の違いがコーヒーの風味の違いを作り出していることになります。
(コピルアックは動物が関与するものなので、精製プロセスという言葉は使いませんが、「作られ方」という観点から他の精製プロセスと合わせて記載しています。)



同じ一本の木に実るコーヒー果実でも、まれに種子の形が異なるものがあります。
通常は一つのコーヒー果実の中に向かい合った2個の種子があります。種子はラグビーボールを縦に半分に割ったような形です。
ところが、まれに一つのコーヒー果実の中に種子が1個だけ成長するものがあります。この場合、種子はラグビーボールのような形になります。
通常の2個の種子のものを「フラットビーン(平豆)」といい、1個のものを「ピーベリー(丸豆)」といいます。

[コーヒー豆の形状]

ピーベリーは全収穫量の数%と言われ希少価値の高いコーヒー豆です。
当店の契約農園の実績値としては、ピーベリーは全収穫量の5%程度です。
市販されているコーヒーはこれらを選別してない(混在している)場合が多いので、「フラットビーン」の記載はしていません。
「ピーベリー」選別品については、種類は少ないですが市販もされています。

精製プロセスや豆の形状について、更に詳細な情報は「コーヒーの豆知識」をご覧ください。

同じ農園から収穫されるコーヒーでも、生豆の精製プロセスや豆の形状の違いで風味が異なるというのはとても興味深いですね。
また、精製プロセスという言葉は難しい印象がありますが、違いを知った上でコーヒーを味わってみると「ああ、それでこういう風味なのか!」とわかり易い面もあります。これもコーヒーの楽しみ方のひとつだと思います。